S字甕
えすじがめ:S字状口縁台付甕(えすじじょうこうえんだいつきがめ)の略称
伊勢湾沿岸部を中心にして、2世紀前葉から5世紀・6世紀前葉にかけて分布する台付甕,特定混和材を所有するふしぎな器
要素
口縁部を「S」字状に屈曲(3回が基本形)
台付甕
器壁の薄(軽量薄甕)
鋭い独特のハケ調整
名の由来
S字甕の名前は,口縁部の断面が「S」の字状になっている所から命名された

研究室のコンセプト

かつてweb「じんめん縣」というサイトにて,S字甕研究所を公開していた。そこでの資料を継承し,研究室と改称。S字甕を平易に理解していただき,古墳時代を解釈し,時代を推定する有効な手段として活用していただければ最高です。(赤塚次郎)

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