古墳時代としての青銅倭鏡製作
青銅製倭鏡,製作実験。微修正,湯の温度管理はほぼ完璧になり,,銅の配分量を上げ,仕上がりが「青銅」色に近づいた。湯の温度,生砂型(現代工法の炭酸ガス硬化砂などは一切使用してません)の微妙な配合と鋳型製作時の力の配分,そこには職人技が・・・。ほぼほぼ20分から30分で鋳型から鋳込みまで・・・。「土」を使い出来上がってしまう。
また「コークス」も使用してません。炭だけを使います。今回は通常の「七輪」で銅を溶かしこみました。OK。「踏み返し」古代鋳込法の実験。ごく小規模な道具立て,できるだけ古代工法を意識し,便利な簡便な材料や機器を使用しない。
いつも使用している「炉」を改良。木之下城伝承館・堀部邸で現在「土壁」修理を実施している。職人さんに頼み込み,本物の素材「土壁」を少しいただき,「炉」の壁面を整える。さて凶と出るか吉と出るか・・・。来月まで寝かします・・・。しかしこれで直に炉をつくると・・楽しそうだ。
公開実験,決定!!
4月13日(土)午後1:30より。木之下城伝承館・堀部邸,邸外の裏庭にて実施する方向で予定します。(後日,詳細はお知らせします)NPO会員さんには次号の「会報」にて
また,小型鏡ワークショップを考案中。夏までには・・・。自分で図像を作り,型を作り,鋳込む。メドが立ち始めてます・・・。こうご期待