漆器幻想

魚

 

漆器はjapanである。実はあまり好きではなかった,がしかし,最近は遺伝子が覚醒し,メチャ「虜」になりつつある。そして蔵の中から幾つか見つかった秘蔵の漆器。惚れ込む。そして幾つかの変遷を経て,優れものだと実感する。今頃,,遅すぎます。情けない・・。
良いですね,春慶塗。飛騨高山市の漆器でしょうか,,そう箱書きには書いてある。”天然の木目の美しさをそのまま活かし、透き漆と呼ばれる透明の漆が用いられる。下地の色は黄色、紅が用いられ、完成時の色味を変える。また、軽くて丈夫”なるほど,まさにそうです。独特の透明感が実に素晴らしい・・。そこに何とも言えない美しさがあるね。器には静かな空気感が漂うのです・・。

ところで,漆器は中国発祥地で日本へ伝わった,,と考えられた時があったようだが,現在では漆器の起源は日本であるという考えが一般的のようだ。あの縄文遺跡から出土する優れた作品群を見れば,納得できる。良いですね,そして重要な点は,この悠久に受け継がれた感性こそが,金属など足元にも及ばない,無条件に,,と思うが・・。技術は滅びたのか,,弥生・古墳考古学での幻想。そうではないと思うが,,誠に残念。