土あげ祭歌

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犬山市 東之宮古墳

東之宮古墳は標高145mの白山平山頂に存在する。前方後方墳は100%盛土で造られている。白山平はチャートの岩山であり,その山頂を平に造成面を造り,その上に人口の墳丘を造り上げた。土の多くはおそらく山麓から持ち上げたと思われる。古代人は,とんでもない工法をやってのけたのだ。

史跡整備の計画が進んでいる。東之宮古墳は完璧に保存されとても美しい姿が1750年近く保たれてきた,ただ,前方部の一部が崩されている。そこで,その崩された部分を,「市民の手で復原する」計画を企画した。

「土あげ祭」プロジェクトである。そのための準備会を経て,実験的な「土あげ」を実施しました。取組んだのは,試行錯誤であるが,とりあえず土嚢50%を一単位とし,それを一人づつ担いで,山麓から山頂に持ちあげる事を主体とした。まさに古代工法そのまま。土やブレンド石などの「盛土」については次回に本格化したいが,ある程度の見通しがたってきた。

山麓から神社の参道を通って白山平山頂まで,約15分でOK。皆さん予想以上に「何て事ないね」といった印象でした。実現に向けて,どの程度の土をどのくらいの人手で,また時間推定など,具体的な仕様が決められそうだ。ありがたい。

「土あげ,歌」も作っていただき,皆さんで3度合唱。いい感じです。

100年の壮大な計画,完成する事を先送りにする「見立ての連続」思想をぜひ実現してみたい。