化外の地を忘るルな

化外の地を忘るルな

昔,ある人が,この地に山田を耕して守っていた。その時,片目の鬼が来て,田を作る人の息子を食べた。その時,息子の父母は,竹やぶの中に隠れて小さくなっていたのだが,その時に,竹の葉がさやさやと揺れ動いた。その時,鬼に食われて…

流竄の姿となっていくモノたち

流竄の姿となっていくモノたち

かつて日本列島に住みなした人びとは,風も樹も山もすべて「可畏きもの(かしこきもの)」をカミと考えた。すなわち災いをもたらすものも,稔りや大漁をもたらすものも,およそ人の力の及ぶべくもないすべての自然が畏怖の対象であったの…

単一・同質の文化を基礎に成立しているのではない

単一・同質の文化を基礎に成立しているのではない

  ということは,われわれ自身が日本を取り巻く多様な世界と直接関係しあうようになり,さまざまな異文化と接触し,交流しあう時代になったということです。 このときにあたって,日本の国家が単一・同質の文化を基礎に成立…

見えるモノと見えないモノ

見えるモノと見えないモノ

見えるモノと見えないモノ。ある史跡整備現場に行く、そこにはこの史跡がどういうモノであるかを概説した案内看板が目に付く。その内容はほとんどありきたりで、物語性は微塵もない。そうだろう、そうだろうね、案内板ですから・・。無機…

オーラル・ヒストリーの出番です

オーラル・ヒストリーの出番です

  オーラル・ヒストリー”歴史研究のために関係者から直接話を聞き取り、記録としてまとめる” 犬山街プロジェクト,悉皆調査その打合せ会議が日曜日 これからですが、今年もキーワードは、「オー…

四次元レイヤー

四次元レイヤー

  日常空間。そこには見えるもの,触れるもの,香るものが混在する面白き世界が広がっている。日々の生活の中に,楽しさや悲しさが入り交じりそれぞれの歴史を刻んで行く。 そうした日常性の中に,もう一つの次元を追加する…