2011.03.10
愛知・岐阜・三重県,東海三県の前方後方墳分布をアップ
前方後方墳とその仲間



2011.01.07
zenpou-hensen.jpg前方後方墳へのモデル前方後方墳の変遷
前方後方型から前方後方墳へ
方形周溝型の墳丘墓の中で,一辺中央部付近に陸橋部をもつB型墳
出入口としての陸橋部が拡張しB1・B2・B3型(前方後方型墳丘墓)と変化
B3型の典型例が廻間遺跡SZ01・2世紀前葉(愛知県清須市)
B3型から前方部の長さが後方部の長さの二分の一以上に発達したもので、かつ
おおむね墳長30m以上の大きさをもつものを,ここではC型墳,前方後方墳と呼ぶことにしてます(暫定)。
そのカタチで現状において最も古く遡ることができる確実な事例としては、
愛知県尾西市一宮市の西上免古墳SZ01です。


2011.01.02
higashinomiya-zu200620110102111400.jpg東之宮古墳測量図前方後方墳
前方後方墳とは
弥生時代の方形周溝墓の一形態から伊勢湾沿岸部において進化したもので、前方後方墳および前方後方型墳丘墓は、東海地域から列島内に広く分布したものと考えられる。その契機は,廻間様式の拡散現象(第1次拡散期)にあると想定し,東海系文化が広く東日本各地に受け入れられていく。
前方後方型の墳墓は、弥生時代後期から多く見られるようになるが、その祖型は、現状において愛知県朝日遺跡では中期中頃まで遡ることができる。


2011.01.01
nishi_photo0120110102111449.jpg愛知県一宮市の西上免古墳西上免古墳
最古の前方後方墳
西上免遺跡(愛知県一宮市)の共同墓地内、区画溝SD19・SD25およびSD31(微高地端)によって区画された空間に設営された前方後方墳である。
周溝を中心として10個所から遺物が出土し、墳丘内から転落した資料(加飾壺・高杯)とSD25出土資料に大きく二分できる。
その造営時期は,西上免古墳SZ01_H地点出土資料を重視して、廻間様式(廻間I式4段階)の中で前方後方墳の造営が開始されたと推測する。現在の暦年代は2世紀末葉。現状では列島最古の前方後方墳


もう一つの古墳文化を求めて