小口城・小口神社の狛犬・善光寺塚古墳

小口の里 2009-02-16

犬山扇状地を歩くことになる。
名鉄扶桑(ふそう)駅からテクテクと・・駅周辺は旧河道の中です。新しく宅地化すっかり変わってしまった。あちこちに,神と遺跡が混在する場所が存在する面白い地域ですが・・。しかしほとんどの人はそれに気づいていないだろうな〜歩きながら地形の微妙な凹凸を記録する。
かつての河道と微高地との高まりにわずかに古墳の残骸が形を留めている。船塚古墳から長泉塚古墳をまわり大口町に入り,善光寺塚古墳から通称,織田街道に,そして小口へ。
尾張國丹羽郡小口郷の痕跡 街道を進むと,現在の五条川の手前に小口城と小口神社が見えてくる。公園化されているが,それはお城のほんの一部だ。まずは,式内社小口神社にご挨拶を・・すると,本殿の入口に木製の狛犬が迎えてくれました。可愛い姿が,良いですね。さらに,牡丹の花だろうか・・華を銜えた狛犬さんシャレてます。はじめて見ましたが・・。
現在の小口神社は少名毘古那命を祀るが,本来の地はここではないようだ,今少し西側の旧河道に面した所のようです。やや複雑に微高地が入り組み,旧河道の跡があちこにち残る。ここは犬山扇状地最大の遺跡,「余野(よの)遺跡群」が存在する場所。遺跡の痕跡を求めて街の中を徘徊する。やはり,小口(おぐち)の神は国ツ神と考えて余野遺跡群にまつわる物語を伝える場面と考えたい。
そして,後世ここは織田広近が築城したとされる犬山扇状地の拠点となる。彼は犬山にも木之下城を築城した。犬山城の前身で・・ということは,街道が通っていたとなると僕の実家の前の道か・・それとも・・そして織田街道を整備した・・という事なのでしょうね。おそらく旧河道と微高地を上手に結んだ古くからの道。この街道周辺にはまだ,評価されていない面白い遺跡が点在する。小口城を後にして,街道を南下すると,そこには,旧河道を眺めるような場所に白山神社古墳と仁所野遺跡が存在する。二世紀後半から三世紀の墳丘墓群だ視覚的に墳丘墓が見れる貴重な場所だ。

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R0012673.jpg仁所野遺跡の墳丘墓

愛知県丹羽郡大口町 仁所野(にしょの)遺跡
2世紀の墳丘墓がそのまま残る・・。

R0012663.jpg小口城

愛知県丹羽郡大口町 小口(おぐち)城

inuyama003.jpg犬山扇状地の地形
kodai_gou.jpg古代邇波郡イメージ
oguti02.jpg小口郷の遺跡

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